憲法は断末魔を生きている

安保法案が通って、憲法9条はなくなったなどの話があふれているらしい。またまた騙されて、安倍の思い通りになるんじゃない。憲法も、9条もの生きているのだ。
依然として、自衛隊は専守防衛。つまり、先に銃を撃ってはならない。通常の軍隊ではありえない。敵を見たら即殺すのが軍隊なのだから。これは9条の縛りだ。
憲法76条第2項に「特別裁判所はこれを設置することができない」とある。明確に軍法会議を禁止している。
戦地に行って、脱走する兵士がいても、今の法律でしかさばけない。軍は普通に「軍法会議」という「軍裁判所」を持っている。これがなければ、脱走兵や敵前逃亡に速効的・効果的な裁判が出来ない。いまの自衛隊は一般の裁判にかけるしかないのだ。
憲法が死んだと思って捨てるか、生きているところを最大限活用するかに今後がかかっている。憲法は断末魔を生きている。負けてはならない。

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2015年12月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 大西