ぼくは満員電車で原爆を浴びた

2015080670年前の8月6日広島に原爆が投下されました。あの日、母親と別れひとり電車に乗り原爆を浴びた11才の少年が体験した広島が描かれています。

被爆しながらも生き残り、あの不幸を二度と繰り返してはならないと、悲惨な体験を語ってきた「原爆の語り部」のみなさんもご高齢になりお亡くなりになっています。この少年も今年は81才でしょうか。
原爆の語り部がみんな死んでしまったら、原爆をの悲惨さを語れる人がいなくなったら、原爆の惨劇も忘れ去られなかったことになってしまう。そんな思いで語ってきたものを本にして残すことにしたのだそうです。

この本の企画には会員の室崎さんが関わっておられるようです。児童書として作られていますが、大人の本としても読めるレベルになっています。読み進むのが辛い本ですが、多くの人に読んでいただきたいです。
2013年7月の出版です。店頭にはないと思いますが、アマゾンサイトなら購入できます。
図書館にもあるのではないでしょうか。

2015年8月7日 | カテゴリー : ⑤図書紹介 | 投稿者 : 管理人